浅倉大介さん単独インタビュー!「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」トークイベントレポート

2023年1月11日から13日に開催された、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの神秘の世界を紹介する「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」トークイベントをレポート。

ディズニーを愛してやまないミュージシャン浅倉大介さんが語る!

2023年1月、年を明けて間もない11日から13日までの3日間、名古屋(ミッドランドスクエア シネマ)、大阪(梅田ブルク7)、東京(丸の内ピカデリー)の3か所でウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの神秘の世界を紹介する「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」トークイベントが行われました。
ゲストスピーカーは、ディズニーを愛してやまないミュージシャン、ディズニーファンなら誰もがご存知の浅倉大介さん。
アメリカ・フロリダ州オーランドの「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下、WDW)」は、大きさで言うと107平方キロメートル、山手線の内側の土地の1.6倍にも及ぶ広さがあって、そのなかに4つのディズニーパーク、2つのディズニーウォーターパーク、25軒以上の直営ホテルを有する、世界最大のディズニーリゾートです。
今回のイベントでは、2022年9月、4泊6日のスケジュールで訪れた浅倉さんが、2023年3月末日まで行われているWDWの50周年セレブレーションの様子や、映画『アバター』に登場する神秘の星パンドラの世界を体験できるテーマランド「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」(2017年5月にオープン)の魅力を語ってくれました。

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つねに進化し続けるディズニーランドの魅力

「僕たちのようなディズニーファンにとって、WDWはまさに“聖地”と言えるところなんです」と語る浅倉さん。
高校生のとき、オープンしたばかりの東京ディズニーランドを訪ね、その魅力に取り憑かれて以来、数十年に渡って各地のディズニーリゾートを訪れている筋金入りのディズニーファンならではの、重いひとことです。
「ウォルトさんの有名な言葉がありますね。『ディズニーランドは完成することはない。この世にイマジネーションがある限り、成長し続けるだろう』と。その言葉通り、どの場所に行くたびに新しい発見、新しい感動があって、僕たちを未知の世界に誘ってくれるんです」つねに進化して、新しい体験を提供してくれる反面、古き良き文化を残してくれているのもディズニーリゾートの魅力だと、浅倉さんは言います。
「例えば現在、WDWのマジック・キングダム内にある『カルーセル・オブ・プログレス』は、今から60年近く前の1964年のニューヨーク万国博覧会で初披露された、ごく最初期のアトラクションなんですが、その3年後、カリフォルニア州アナハイムのディズニーランド・パークに移転して活躍していました。その後は1975年にWDWにやってきて、今でも楽しめるんです。これまで積み重ねられてきたディズニー文化の“厚み” に触れると、厳粛な思いがしますよね」
そんな浅倉さんにとって、50周年セレブレーションが開催されている時期(2023年3月末日まで)にWDWを訪れることができたことは、格別の思いがあるそうです。
「50周年記念をきっかけにデビューした、エプコット内で行われるナイトタイムショー『ハーモニアス』を体験したときの感動は、今でもすぐに、僕の心のなかに蘇ってきます。花火や噴水、壮大な光、そして視覚効果などさまざまな手法を用いて、世界の人々をつなぐディズニーソングやディズニーストーリーを表現したこのショーの素晴らしさに魅了されました。コロナ渦を経て表現の場の多くを失い、『これから先、どうやって思いを伝えればいいんだろう』とモヤモヤしていた心がきれいに冴えわたった気がしました」
さまざまな国のバックボーンを持つディズニーのキャラクターのテーマソングが「共鳴」するメッセージを感じて、浅倉さんは「感涙」から「号泣」に至るまでのすべての感情を味わったそうです。

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光る生物が生息するナヴィ・リバーを旅する
ボートライド型アトラクション「ナヴィ・リバー・ジャーニー」

浅倉さんは、2017年5月にWDW内のディズニー・アニマルキングダムに新登場した「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」の魅力についても、熱く語ってくれました。
映画『アバター』に登場する神秘の星「パンドラ」の青々としたドラマチックな景色や、光り輝く夢のように美しい世界を体験できるテーマランドです。
ここでは、「ナヴィ・リバー・ジャーニー」、「アバター・フライト・オブ・パッセージ」という2つのアトラクションが楽しめます。
まずは、8人乗りのボートに乗って、パンドラの生きる力とシャーマンの深い絆への祝福の旅をする「ナヴィ・リバー・ジャーニー」についての浅倉さんの感想。
「実はこのアトラクションを体験する前に、Apple Musicで『パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター』のサウンドトラックをダウンロードして、それを何度も聴いていたんです。そのサウンドは、音楽を職業にしている僕にとっても新鮮で、楽器の音色もこれまで聴いたことのないものだったし、リズムにしても、地球上で生まれたことのないような不思議な拍子で『おもしろいなぁ』と触発されました。ボートに乗ってパンドラの世界をめぐったとき、そのサウンドを立体的に感じることができて、心から感動しましたね」
浅倉さんはその体験を「今で聴いたことのない音楽なんだけど、初めて聴いてもスッと心に響く世界観」と評します。

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バンシーの背に跨がってパンドラの森を空中散歩する
3Dアトラクション「アバター・フライト・オブ・パッセージ」

続いての感想は、2つ目のアトラクション「アバター・フライト・オブ・パッセージ」について。壮大なパンドラの冒険へと飛び立つ3Dアトラクションです。
2009年12月に上映された映画『アバター』を観たとき、3D映像の素晴らしさに魅了されたという浅倉さん。
「意外だったのは、映像の立体表現が、従来の3D映像のように物や人物などがこちらに向かって飛び出してくるようなものではなく、パンドラという不思議な星の風景の奥行きを立体的に表現することに重きを置かれていたこと。映画を『観た』というより、『体験した』という実感がありました」 それはまさに、自らがパンドラに旅したような体験だったそうですが、そのとき、さらに想像力を膨らませて「この星では、どんな匂いがするんだろう」と思ったといいます。
「ですから、このアトラクションを体験して、本当に感動しました。マウンテン・バンシーの背に跨がって、空からパンドラの森に入った瞬間、甘酸っぱいような、何とも言えない自然の匂いを感じたんです。映画『アバター』の初公開から10数年の時を経て、僕の好奇心を満たしてくれたことに感謝。映画が『アバター・フライト・オブ・パッセージ』というアトラクションとして生まれ変わったのは、必然だったように思います」
浅倉さんは、こんなマニアックな情報も教えてくれました。
「このアトラクションは、パンドラの生態系に関する科学的な実験を行っているレスキュー・ディベロップメント・アドミニストレーション(RDA)社の施設にあるんですが、パンドラのエリアに入る時古びた橋が架かっているんです。実は、この橋はもともと、最初にパンドラに入植した資源開発公社のRDA社が作ったもので、それが長年の月日を経て自然に戻っている状態にあるというバックグラウンドストーリーがあるんです。イマジニア(ディズニーのすべてのテーマパークやホテル、アトラクションなどの開発、設計、建設にかかわるクリエーター)のブログを読んでそのことを知ったのは、すでに帰国していたときだったので『もう一度、その意味を知った上であの橋を渡りたい!』と切に思いました」
トークショーでは、アトラクションの出口にあるギフトショップ「ウインドトレーダー」で手に入れたお気に入りグッズも紹介してくれた浅倉さん。
肩乗りバンシーは、色や形などの違いで数十種類以上もあるキャラクターグッズで、「キャストの方が『里親になってくれませんか?』と誘ってくださって、『ウチに来る?』って話しかけて連れて帰ってきました」とのこと。
「今回のトークショーは、名古屋、大阪、東京という3つの会場で行いましたが、どの会場でも『WDWに行ったことはありますか?』と質問したところ、3分の1くらいの方々が手を挙げられていて、ビックリしました。そんなディズニー大好きな人たちと交流することができて、本当にうれしかったです」と最後に浅倉さんは語ってくれました。

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メンバーの皆様に特別な体験をお届けします。
これからも、どうぞお楽しみに♪

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