伊藤かりんさんとディズニーの出会いは？

ディズニーとの出会い自体は、物心がつく前。姉がミッキー・マウスと同じ誕生日なので、お祝いとして毎年家族でパークに行っていました。だから、わが家の年賀状は毎年パークの写真でした（笑）。

本格的にディズニーを好きになったのは、高校生の頃。お菓子のおまけで付いている『トイ・ストーリー』のPEZを集め始めたことがきっかけです。当時はファッションも原宿系が流行しており、私もカラフルなものがとにかく好きだったので夢中になりました。

フィギュアを並べるにあたってキャラクターの関係性を知らなければと思い、『トイ・ストーリー』を片っ端から視聴しました。その時に「ディズニー映画ってこんなに素晴らしいものなのか！」と改めて驚き、すっかりのめり込むようになっていきました。

それ以来ずっと大事に集めているのですが、ハムのPEZがなかなか見つけられず、スーパーに何度も通ってやっと見つけたり（笑）。短編映画の『トイ・ストーリー・オブ・テラー!』に登場するネコのPEZは、コレクターの中でもかなりレアなアイテムです！

私は「ディズニー★JCBカード」を10年近く使っていて、今では公式サポーターもさせていただいています。ディズニーならではのキャンペーンやメンバーだけがもらえるサンクスギフトが素敵なのも嬉しいです。そしてなんと！ 今回、私の大好きな『トイ・ストーリー』デザインのカードが新登場！ とっても可愛いので、絶対にデザインを変更するしかないと思っているところです。

伊藤かりんさんが一番お気に入りのディズニー作品は？

やっぱり『トイ・ストーリー』シリーズが大好きです。『トイ・ストーリー』をはじめとするPIXARの作品は、どの作品も自分と重ね合わせることのできるストーリーが素敵です。

なかでも『トイ・ストーリー3』は、誰もが経験する「おもちゃ離れ」をテーマにしており、何度観ても泣ける不朽の名作だと思います。昔大切にしていたぬいぐるみ……、私自身はどんなお別れをしたのかなと考え直してしまいました。

『トイ・ストーリー3』ではアンディも大人になり、仲間たちと別々の人生を送るのですが、あんなに素敵な別れを選べるアンディはやっぱりカッコよくて大好きです！ 離れたくないという気持ちもありながら、それでもおもちゃの幸せを第一に考えるアンディの決断が素晴らしい。私だったら絶対に手放せないので（笑）、たまに甥っ子を呼んでいっぱい遊んでもらっています！

あと、この作品はウッディとバズの友情の物語でもあると思うので、ウッディが自らの危険を顧みずにみんなを助けに行く姿には憧れます。サニーサイド保育園チームが、みんなで助け合い楽しく暮らしているところも好きなポイントです。まだ観ていない方は、ぜひ観ていただきたいなと思います。

最近ディズニープラスでも観られるようになった『トイ・ストーリー4』は、とにかく映像がきれいで、冒頭の雨のシーンは日本のクリエイターさんが制作されているそうです。私はもうここで感動してしまいました（笑）。ストーリーも「おもちゃの幸せとは何か？」と考えさせられる内容で、「周りに合わせるのではなく、自分らしくいていいんだ！」というメッセージも心に響きました。

• 『トイ・ストーリー』シリーズ | 予告編 | Disney+ (ディズニープラス）
• ©2022 Disney/Pixar

ディズニーマニアの伊藤かりんさんが、今一番気になっている作品やパークのアトラクションは？

今年オープンした「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリー®ホテル」は本当に素晴らしかったです！ トイ・ストーリーマニアの方も大満足できる遊び心が詰め込まれ過ぎていて、「まだ誰も見つけていないポイントがあるのでは？」と思うとワクワクします。これから行く時は、毎回まだ見つかっていないポイントを探そうと思っています！

「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリー®ホテル」には限定のグッズもあり、ショップでのお買い物にディズニー★JCBカードのポイントが使えるのも、カードユーザーとしてはすごくありがたいです！

• ©2022 Disney © 2022 20th Century Studios

私は海外旅行が好きなのですが、基本的にパークがあるところかディズニー映画の舞台となっている場所にしか行きません（笑）。海外パークで一番好きなアトラクションが、フロリダの「ウォルト・ディズニー・ワールド」のディズニー・アニマルキングダムにある「アバター・フライト・オブ・パッセージ」なので、アバター最新作の公開がとても楽しみです。アバターの世界を映画で感じたら、またフロリダに行きたいなと思います。

伊藤かりんさんにとってディズニーとは？

もともと私は悩んだり落ち込んだりしやすい性格でした。アイドル時代は楽しいこともあれば大変なこともありますから、「この先どうしようかな？」と考えてしまう時期もありました。そんな時、パークのショーで踊るダンサーさんたちを見ていたら、彼らはどんな時もまったく大変そうな表情をしないのです。そんなプラスの気しか出ていない姿を見て、「私も少しの曇りもない明るい笑顔を届けたい」と思うようになりました。ディズニーからポジティブな力をもらうことで、私自身も前向きに進むことができたと思っています。

ちょっと気分転換したいなと思ったらパークをお散歩して風や音楽を感じ、ちょっと疲れたなと思ったらディズニー映画で心を洗ってもらう。そういう生活をしていたらいつの間にか前向きな自分になれました。今後はもっといろいろな人にプラスの気を与えられるよう、頑張っていきたいです。